


私たちが肥育する「白老徳寿和牛」は、
ただ美味しい肉をつくるためだけの牛ではありません。
一頭一頭に“いのち”として向き合い、敬意をもって育てることが、私たちの基本姿勢です。
その根底にあるのが、「アニマルウェルフェア(動物福祉)」という考え方。
牛たちがストレスなく、健やかに過ごせるように、
私たちは以下のような環境づくりに取り組んでいます。


【白老徳寿和牛】
A5・A4が100%
そのうち約92%がA5ランク〈令和6年度〉
※商標登録済み

牛にとって落ち着きのある環境を整えるため、音や光に配慮し、常に清潔な空間を保ちます。ゆったりと過ごせる空間は、肉質にも大きく影響します。

空腹や過剰な満腹を避け、牛の状態に合わせて餌を調整。安心して食べられることが、牛の健康と心の安定につながります。

疲れを癒し、成長を助ける“睡眠”の質にも注目。牛が安心して横になれるスペースと、静かな夜を整えています。
私たちは、このように牛の暮らしと向き合いながら、
生産から加工、そして焼肉店での提供までを一貫して行うことで、
を実現しています。
白老の大地で育まれた、やさしさと誇りの味。
それが「白老徳寿和牛」です。
私たちが育てているのは、牛だけではありません。
甘く実るいちごも、同じように手間ひまをかけ、心を込めて育てています。
畜産と農業。
まったく違うようでいて、“命と実りを大切に育てる”という想いは同じです。

甘味と酸味のバランスが良い赤いいちご

信大BS、すずあかね、よつぼし、けんたろう

果汁がたっぷりの白いいちご「天使のいちご」
ハウス内で栽培されたいちごは、
熟した頃合いに丁寧に手摘み収穫し自社配送でスイーツ店や徳寿へ
徳寿ファームのブルーベリー栽培は、北海道の寒冷地に適した品種を厳選し、
ブルーベリー農家の生産者から直接買い付けた苗木からスタートしました。
土壌栽培と、より生育環境をコントロールできる「ルートプラス」という鉢のタイプ、2つの方法で栽培に挑戦しています。
2024年度に試験栽培を開始し、2025年には本格的な収穫を目指しています。
収穫時期は7月上旬から8月中旬まで。
春、夏、秋とそれぞれの時期に適した枝の剪定を行い、一つ一つの実がしっかりと大きく実るよう、丹精込めて取り組んでいます。
今後は、苗木の自家生産にも挑戦し、さらなる品質向上を目指します。
私たちが丹精込めて育てた美味しいブルーベリーは、いちご同様にスイーツに使用され、お客様の食卓を彩ります。



徳寿ファームでは、冬を越せる寒さに強い品種のにんにくを栽培しています。
10月中旬に植え付けを行い、適切な追肥と水やりを欠かしません。
特に、花芽は早めに摘み取ることで、にんにくの球根が大きく肥大するように手をかけています。
収穫は7月上旬に行われ、収穫後は約1ヶ月間、じっくりと乾燥させます。
その後、自社工場に納品され、グループ各店舗へと届けられ、お客様に提供されます。
グループ全体で年間約7トンものにんにくを使用していますが、そのうち約2トンは徳寿ファームで生産されており、 グループの食の安心・安全を支える重要な役割を担っています。



私たちが真心をこめて育てる和牛、いちご、ブルーベリー、にんにくは、
すべては「本当に美味しい」と心から感じていただける一皿のためにあります。
食材の背景にある自然、手間ひま、そして働く人々の情熱。
それらが調和して初めて、“本物の美味しさ”は生まれると信じています。
私たちは、生産から提供まで一貫して携わることで、
安心・安全で質の高い食をお届けするとともに、
日本の食文化の一端を担うという誇りと責任を持っています。
また、現場で働くすべてのスタッフが、自らの仕事にやりがいと誇りを持ち、
「職能としての幸福」を実感できる環境づくりにも力を注いでいます。
育てる喜び、届ける誇り、食べていただく感動——
そのすべてが、私たちの「美味しい」の原動力です。